初めてファンシードリルというものを知ったのは、
防衛大学校の開校祭でのこと。
ぴたりと息の合った動きと、
小銃の「カチッ!」という音の響きの美しさに魅了され、
気が付けば少年工科学校の開校祭にまで行くようになっていた。
毎年行く高等工科と防大の開校祭は、
ほぼファンシードリル目当てだ。
一時期は何を血迷ったのか、
自分もやりたくなってしまい、
「ファンシードリル教室」がないか、
各地のカルチャーセンターに探しに行った、
なんて黒歴史もあったとか、なかったとか、、、
(結局バトントワリングしか見つからずに玉砕)
なので北富士駐屯地の記念行事で、
高等工科学校のドリル演武があると知った時は、
気合を入れ三脚担いで現地入り。
しかし一般客用のスペースが狭く、三脚を置けそうになかったので、
動画撮影を諦め一眼レフでのスティル撮影に切り替えた。
よくよく考えると、
ファンシードリルは毎回ビデオで撮影しているので、
カメラでの撮影は初めての経験。
フレーミングが難しかったが、
頭の中にある構成を思い出しながら撮影していると、
ぼーっと眺めている時よりも
学生の細かな動きや表情が入ってきて、
ファンシードリルの良さを再発見出来たような気がする。