このブログでは、開会式、バランス走行操縦競技、トライアル走行操縦競技の様子をお伝えします。
前回ここ安全運転中央研修所を訪れたのはまだ時代が平成だった2018年。
全国の白バイ隊員が集い腕を競い合う全国白バイ安全運転競技大会は、
東京オリンピックとコロナ禍の影響で一般の公開を中止していたが、
今年ようやく5年振りとなる一般公開が叶った。
永久凍土に閉じ込められたような月日ではあったが、
流石に5年も間が空くと機材変更による撮影スタイルの変化があったり、
大会自体の日程が2日から3日になっていたりと、
積み重なった変化の大きさに驚くこととなった。
その典型が、撮影枚数である。
前回より倍のSDカードを持ってきたのに、
何と1日でほぼ使い切ってしまうという恐ろしい事実に直面したのである。
その日、夜中の2時まで掛かって画像の選別をして容量を空けたりと、
安易な連写の恐ろしさを痛感した。
さて、今年は日程の関係で残念ながら1日目の競技を見れず、
このブログでお伝えするのは2日目と3日目の大会の様子となります。
また、3日目はSDカードが無くなるまでの撮影となっています。
中途半端で申し訳ありません。
今年の全国白バイ大会で行われたのは全4競技
・バランス走行操縦競技
・トライアル走行操縦競技
・不整地走行操縦競技
・傾斜走行操縦競技(スラローム)
1日目と2日目はバランス走行操縦競技、2日目はトライアル走行操縦競技が行われた。
開会式
去年優勝した警視庁と愛媛県警察が優勝旗を返還
そして去年の覇者である愛媛の隊員が代表して選手宣誓を行った。
バランス走行操縦競技
パイロンスラローム、8の字走行、小道路旋回、ナローコース、回避制動でバランス感覚が試される
画像の福岡県警察の選手は、
このバランス走行操縦競技で1000点満点という異次元の走りを見せ優勝し、
個人総合でも2位という優秀な成績を収めていました。
因みにこの競技で同じく1000点満点を出した方がいたのですが、その方も何と同じく福岡の隊員。
しかもその方は個人総合で優勝を果たしていました。
残念ながら今回優勝した方の走りを撮る事が出来なかったので、
福岡県警察の白バイ大会へ行って2人の素晴らしい走りをカメラに収めてきました。
後日ブログにてお伝え致します。
スタート直前までストレッチにイメトレと準備に余念が無い
こちらは3位に輝いた大阪府警察の選手
地面に接触が無いかバンクセンサーの確認をする
この狭いポールの間を接触せずに通過しなければならない
トライアル走行操縦競技
災害時、白バイ隊員は白バイからモトクロスバイクに乗り換え、素早く現地へと向かわなければならない。
トライアル走行操縦競技では崖や岩といった悪路を、転倒や足つきをせずにゴールする技術が求められる。
時間を争うタイムレースではないそうだ。
トライアル走行操縦競技で1位だったのがゼッケン1番の警視庁の隊員。
優勝以外許されないであろう警視庁特有のプレッシャーの中、この難コースをノーミス1000点満点で走破した。
2位は島根県警察の隊員。この方は個人総合でも3位と素晴らしい成績を残すことになります。
3位は岡山県警察の選手
第49回全国白バイ安全運転競技大会
令和5年10月7日(土)
14:20~15:20 バランス走行操縦競技(女性の部)
令和5年10月8日(日)
09:45~10:10 開会式 分列行進
10:50~12:40 バランス走行操縦競技(男性の部)
14:10~16:45 トライアル走行操縦競技
令和5年10月9日(月)
08:15~10:00 不整地走行操縦競技
11:15~14:25 傾斜走行操縦競技
16:15~16:30 閉会式
会場 自動車安全運転センター 安全運転中央研修所
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