スマホを出しては天気予報を確認、
それを10分毎に繰り返し、
遠くに見える明るい空に望みを託す。
記念行事が中止になることだけは避けて欲しい、、、
しかし今回ばかりは雨雲を止めることは出来なかった。
雨の高等工科学校は珍しく行列が出来ていた。
雨なのに人が増えるというもの変な話だが、
正直言うと、雨の高等工科学校に来るのは初めてなので、
もしかするとそれは恒例なのかもしれない。
雨の年はそもそも記念行事に行かない自分、
雨が降るとファンシードリルは中止になってしまうので、
行く理由が無くなってしまうのだ。
しかし今年は何故か雨がやむような気がして来てみた。
門の前で駐屯地の方が「記念行事は行います」
と言っていたので、トンボ帰りは避けられそうだ。
そして「体を冷やさないようにしてくださいね」
と一言声を掛けてくれる気遣いも嬉しい。
記念式典
雨の記念式典はまた一味違う。
例年は制服着用だが、
今年は戦闘服に雨具といういでたちだ。
グランドに立つその姿は、
少年工科学校時代にあった戦闘展示を思い出させる
懐かしい感じの光景だった。
観閲行進
生徒会
第三教育隊
第二教育隊
第一教育隊
卒業生によるヘリコプター祝賀飛行
ドリル演技
「式典以外は中止になるかもしれません」
そう言われていたので半分諦めていたのだが、
式典が終わると視線の先に見覚えのある面々が。
雨は降っていても、ファンシードリルは行われるらしい!
しかも初めて見る戦闘服姿でのドリル展示、
わざわざ雨の中来て良かった、そう思った瞬間だ。
陸上自衛隊 高等工科学校 創立62周年記念行事
平成29年10月15日(日)9時~15時
10:10~11:30
記念式典
観閲行進
ドリル演技
和太鼓演奏 (中止)
卒業生によるヘリコプター祝賀飛行