穂積駅、
岐阜県にあるこの駅に降り立ったのは、
予定よりもかなり早い時間だった。
不慣れな名古屋での乗換えが上手く行き過ぎたようだ。
当初の予定ではここからタクシーなのだが、
このまま乗ったら開門前に着いてしまう。
外はこれ以上ない素晴らしい天気、
だったら歩くのも悪くはない。
食堂を通り工場を抜け、川を渡り、畑を突っ切る。
40分と少し長いが、知らない土地を歩くのは楽しいものだ。
岐阜県警の白バイ大会は交通機動隊の敷地で行われる。
時間も丁度良い感じに潰せて会場に到着した。
後は気合を入れてベストな写真を撮ることに集中するだけだ。
そう自分に言い聞かせて門を入ると、
「何か違うぞ?」
辺りが妙に騒がしいのです。
中には沢山の元気な園児の姿。
どうやら白バイ大会に幼稚園が招待されているようなのです。
この時は、
「ほのぼのとしていいかもしれない」
とのんきに思っていたのですが、
競技が始まると意外な実態が明らかになるのです。
子供たちはとても純粋で素直なので、
思ったことを口に出してしまいます。
白バイ隊員が転倒しようものなら、
「○○番の人が転んだ!!」
と大炎上祭りになってしまうのです。
「限界に挑戦してるから、、、」
と説明しながら歩きたいところですが、
自分は自分でISO感度の設定に手一杯で
それどころではないのです。
分列行進
ドリル演技
競技の前にドリル走行と音楽隊の演奏が行われた。
音楽隊は子供たちの好みをよく理解していて、とても盛り上がっていた。
写真撮影会等もあり、
子供たちにとって思い出に残る一日になったのではないだろうか。
傾斜走行操縦競技
反比例するスピードと正確性の両方が求められる傾斜競技。
見事なライディングテクニックを披露してくれた。
トライアル走行操縦競技
道路の無い山道を走ることも要求される。
ここ岐阜県警察の白バイ大会では、
とても珍しいトライアルの競技を見ることが出来る。
悪路を想定したコースを走破していく白バイ隊員のバランス感覚には
圧倒されるばかり。
バランス走行操縦競技
第39回岐阜県警察白バイ安全運転競技大会
平成30年11月2日(金)午前10時から
瑞穂市牛牧の交通機動隊にて