ホテル過剰気味の横浜に、
続々と新しいホテルがオープンします。
ホテル好きな自分は楽しみなのですが、
今回はそうとも言ってられない事態が起きたのです。
神奈川県警察の視閲式は、
みなとみらい地区にある耐震バースで行われます。
耐震バースは災害時の資材輸送や保管場所として耐震補強された広場で、
去年もここ耐震バースで同時間帯に視閲式が行われていたので、
何の疑問を抱く事も無く会場へと向かったのです。
神奈川県警察の年頭視閲式は往復はがきによる応募が必要で、
(滅多に文字を書かなくなってしまったので、
毎年書き損じてしまうのですが、、、)
会場ではがきの確認と荷物検査を受けてからの入場となります。
ただ野外で行われるイベントなので、
はがきが無くても外から見学することは可能です。
さて、それは突然やってきたのです。
「なんか寒いぞ」
とは思っていたのですが、
1月はそういうものなので気にはしてませんでした。
もうすぐ分列行進という頃、
報道の人達がざわつきだしたのです。
広報の方も焦っている様子。
何と晴れているのに式典会場が一気に暗くなったのです。
そう、去年は無かった建設中のカハラホテルが、
会場に影を作ってしまったのです。
報道の人達はまだ少し残っている太陽の光を求めて
遠くへと移動していきます。
勿論、自分達一般客は動くことが出来ません。
「カハラホテルめ!」
と内心穏やかではありませんが、
まあ、カハラホテルにしてみれば、
とんだとばっちりですよね。
ごめんなさい。
ただ、ホテルの影が絶妙なほどにイヤな範囲をカバーしていて、
カメラの顔認識が、暗い分列行進ではなく、
明るい来賓席の人達に合ってしまって大変でした。
曇りの日の撮影の方がどれだけ楽か、、、
と言うことで、
このままお蔵入りにしようかとも思ったのですが、
あの白バイテクニカル走行を無かった事にする訳にもいかないので、
結局ブログはアップする事にしました。
音楽隊の演奏に乗せた白バイによるテクニカル走行
白バイテクニカル走行は、
圧倒的な迫力の中にしっかりとした統制美まで見せるという
かなりレベルの高い展示内容でした。
去年の全国白バイ安全運転競技大会で個人総合優勝を果たした隊員を先頭に、
職人技の域と言ってもいいような一糸乱れぬ巧みな走行を見せてくれます。
これだけ綺麗に走行してもらえると、
出来上がった写真はどれも素晴らしく、
プログにアップする画像を選ぶのが大変なほど。
贅沢な悩みですが、
やはり出来ればもう少し明るい場所で撮りたかったです。
嗚呼、カハラホテル、、、ここは横浜。
神奈川県警察年頭視閲式
平成31年1月9日(水) 於 耐震バース
1 開式 13時30分
2 国歌斉唱
3 部隊巡閲
4 分列行進
5 訓示
6 祝辞
7 神奈川県警察歌斉唱
8 閉式
アトラクション 14時30分~15時00分頃
音楽隊の演奏に乗せた白バイによるテクニカル走行