最後に高等工科学校ドリル部の演技を見たのはいつだろう？
恐ろしい程長かった記憶の空白地帯を遡ること3年、
どうやら2019年に行われた横浜音祭りのようである。
あれからオリンピックの準備やコロナ禍でイベントは壊滅状態になり、
ドリル部の活躍はもっぱらテレビで観る事が多くなっていた。
ファンシードリルはテレビ映えするので、
それで十分と言えば十分なのであるが、
やはり一発勝負のあの空気感を生で見てしまうと
どことなく物足りなさ感じてしまうのも事実である。
さて、今年に入って徐々にイベントが増え、
大宮駐屯地の記念行事でも演武が披露されたのだが、
不運にも手術で見れず、今回ようやく生で見る機会に恵まれた。
と言っても自衛隊の記念行事ではない。
現在は航空ビジネス全般の人材を育成する全国でも珍しい高校である。
その為、昔から陸軍との関わりが強く、
今回建学90周年に伴い陸上自衛隊を招いたそうだ。
ドリル演技は2日間に渡って行われたが、
ブログで紹介するのは最初の演技が行われた9日の様子になります。
ドラム隊のリズムが聞こえてくると、
練習の様子が気になってしまいますよね
自衛隊展示では、北富士駐屯地から火砲やドローン等が展示された。
陸上自衛隊高等工科学校 ドリルパフォーマンス
あれから3年が経ち、
ドリル部も66期生が活躍するようになり、
しかしその間にもコロナ禍で頑張って練習に励んできた部員もいた訳で、
見えない苦悩と努力がドリル展示に表れていたように感じる。
真新しい構成に、自由な表現方法、
そして2人同時にライフルを飛ばすシーンは本当に見事であった。
令和4年10月8日（土）9日（日）10日（祝）
高等工科学校ドリルパフォーマンス 9日、10日 11:40~12:10
