朝もやの立ち込めるいちょう並木を抜け、
ラジオ体操を始める都営団地の人々の日常と、
慌ただしく準備を進める機動隊員の非日常のコントラストを楽しみながら、
気まぐれに顔を覗かせた太陽の方向へと足を進める。
前日の雨で開催が危ぶまれていた観閲式。
警視庁は特に告知をしている訳でもないので、
式典が順延となるかどうかは実際に行ってみないと分からない。
一応5時に開催するかどうかの判断が出るらしいのだが、
一般人の自分にはそれを知る手立ても無い。
最近の変わりやすい天気に翻弄され、一か八かで家を出た。
絵画館に着くと、天気は曇り時々晴れといった感じで、
意外にもアスファルトは乾いている。
機動隊員が予行を行っているので、
明日また来なければならないという悲しい事態は避けられそうだ。
警視庁機動隊は、
前身の警視庁予備隊と合わせ今年で創設70周年となる。
時代と共に機動隊へ求められる仕事も増えていき、
現在は第一機動隊から第九機動隊、そして特科車両隊の
全10個の機動隊で首都東京を守っている。
機動隊にもレンジャー部隊がある。
レンジャー部隊は、機動救助隊、水難救助隊と
3つある特殊技能部隊の1つで、
銃器対策レンジャーと山岳救助レンジャーに分かれているそうだ。
部隊査閲
分列行進
警視庁機動隊観閲式
平成30年5月24日(木) 午前7時20分~午前8時30分
人員報告
開会宣言
受閲報告
部隊査閲
分列行進
観閲官訓示
来賓祝辞
「出動の歌」斉唱
観閲終了報告
国旗降納
閉式宣言
終了
会場 明治神宮外苑絵画館前