予報が雨だったから仕方ない。
車に乗りワイパーを動かすと、
記念行事が果たして本当に開催されるのか?
そんな疑問がふと浮かぶ。
往復4時間掛けて中止というのは出来れば避けたい。
6月5日は自衛隊の記念行事が重なった。
大宮、練馬、そして霞ヶ浦。
その中から1つ選ばなければならないというのは、
京都のホテル選びと同じくらい難しい。
どこも魅力的であるが、
今回霞ヶ浦駐屯地を選んだ理由は、
補給処という珍しいタイプの駐屯地であるということと、
雨に強そうという2点からだった。
土浦市内に入りレストランで朝食をとる。
9時丁度に駐屯地に行けるよう時間調整し、
雨具もどきを着用してレストランを出ると、
天気はなんとかもってくれそうだ。
一安心して霞ヶ浦駐屯地へ向かうと、
目に入ってきたのは恐ろしい長さの入場待ちの車列。
ここは電車で来るべき駐屯地の様だ。
自衛官の方のスマートな誘導のお陰で、
列は意外と早く進み、駐屯地内のグランドに駐車出来た。
記念行事が行われる会場は、
補給処らしく巨大な倉庫が立ち並ぶ一角だ。
なかなか面白い式典になりそうだ。
記念式典の頃には雨どころか、
時より太陽が顔を見せるまさかの状況に。
雨対策が一転、灼熱地獄に(笑)
高等工科学校のファンシードリルは、今回も空砲は無し。
因みにビデオ撮影に手間取り、
画像はこれ1枚しかありません。
ごめんなさい。
霞ヶ浦駐屯地のラッパ隊はレベルが高い。
中にはラッパ初心者もいるというのだが、
それにしても、
しっかりと揃った美しいハーモニーを奏でるラッパは素晴らいの一言だ。
日々の練習と努力の賜物に違いない。
そして見逃してはならないのが、倉庫の反響音だ。
ラッパの演奏に被せる様に、音色を更に太く重厚にしていく。
この場所で記念行事が行われる理由はこの効果を狙っているのでは?
そう思ってしまう程、綺麗な音色を楽しませてもらった。
霞ヶ浦駐屯地開設63周年記念行事 関東補給処18周年
平成28年6月5日(日) 9:00~16:00
記念式典 10:10~11~40
儀仗ドリル 11:05~11:25
観閲行進 観閲飛行 11:26~11:36