「創造への一歩」
と題された防大開校祭は生憎の雨。
震災で自衛隊の活動が大きく取り上げられたこともあり、
それ以降、開校祭には人が押し寄せ完全なキャパオーバーとなってしまっていたが、
雨のお陰か、今年はゆっくり見ることが出来た。
ただずぶ濡れになって風邪引きましたが、、、
他大学の学園祭では決して見ることの出来ない
「訓練展示」が始まる。
学生に与えられた任務は敵地奪回だ。
激しい戦闘音とスモークが臨場感を煽る。
大粒の雨の下、学生は匍匐前進で敵地へ進む。
制圧は一瞬だ。
学生は敵に考える隙すら与えず、素早く任務を遂行する。
これで名物「訓練展示」は終了、すぐさま後片付けに入る。
学生はグランドにゴミを残さない。
去年あたりから、
防衛大学校の雰囲気が変わったように感じる。
きっちり揃った行進や、すれ違う学生の挨拶はその一例だが、
良くしていこうという生徒の姿勢が伝わってくる。
求められるリーダー像に合わせて、
防衛大学も変わっているのだろう。
時計台広場に場所を移す。
応援団の演武が行われるのだが、ここでトラブル発生。
(トラブルが何かは分からない)
開始時刻が過ぎても、解決に向う様子がない。
雨はやむどころか激しくなる。
防大生は傘を差さない。
冷たい雨はスコッチガードのバリアを破って制服を濡らしていく。
もうここまでくると、
「濡れるのが漢」くらいの勢いだ。
雨水を吸って更に重さを増した応援旗が挙がる。
応援団の演武開始だ。
激しい雨の中の士気を鼓舞する姿は今までに無い力強さと気迫を感じる。
さて、最後にちょっとカメラの事を。
今回はRAW撮影に挑戦してみました。
ただ16Gあれば大丈夫と思っていた自分が甘かったです。
32Gはないと駄目ですね。
ホント一眼レフは金が掛かる!