茨城県の安全運転中央研修所で、
全国白バイ安全運転競技大会が行われた。
白バイの甲子園とも言えるこの大会は隊員の技術向上を目的とし、
腕に覚えがある白バイ隊員が全国から集まって来る。
全国白バイ大会は、
・バランス走行操縦競技
・トライアル走行操縦競技
・不整地走行操縦競技
・傾斜走行操縦競技(スラローム)
の全4競技。
1日目はバランス走行操縦競技とトライアル走行操縦競技が行われた。
雨の予報は外れ、大会初日は10月とは思えない暑さ。
額からは汗が吹き出て、乗車服が変色してしまっている隊員もいる。
競技のプレッシャーと相まって選手に重くのし掛かっていたに違いない。
分列行進
バランス走行操縦競技
バランス競技は、
8の字走行、
狭い道でUターンをする小道路旋回、
段差がある一本橋を渡り、ポールに接触しないよう走るナローコース、
そして瞬時に信号に反応して走る回避制動、
以上からなるバランス感覚を試す競技である。
小道路旋廻
一時停止してから、後方を確認し旋回する。
ナローコース
この角度からだと、ラバーポールの幅の狭さが分かる。
この間を接触することなく走行しなければならない。
一本橋は段差があるだけでなく、曲がってもいる。
回避制動
トライアル走行操縦競技
自然の地形の中でも安定した走行をしなければならない。
コースには崖や岩といった悪路が多く設けられ、
転倒、足つきは減点されていく。
時間を競うタイムレースではないとのこと。
因みに、ゼッケン15番の方はこの大会で個人総合優勝することになります。
第49回全国白バイ安全運転競技大会 第1日目
平成30年10月6日(土)
09:45~10:15 開会式 分列行進
10:55~12:45 バランス走行操縦競技
14:15~16:50 トライアル走行操縦競技
会場 自動車安全運転センター 安全運転中央研修所