ド派手に始まったのは、格闘展示だ。
スピードの出た装甲車から飛び降り華麗に着地すると、
即臨戦態勢に入る。
体を張った登場に会場も大いに沸く。
今回は武器を持たない状態での格闘が披露された。
次々と襲ってくる武装した敵を、
素手で瞬時に倒していく。
練馬駐屯地のオートバイドリルはサービス精神旺盛で、
隊員紹介も個性が光る。
隊員の投げキスには自衛隊女子も卒倒だったに違いない、、、
と言うのは言い過ぎかもしれないが、少なくとも、
親に連れて来られた暇そうな子供達は「投げキス」に大はしゃぎであった。
こういう才能は結構自衛隊にとって大事かもしれない。
総勢100人のラッパ隊による演奏が始まった。
しかしただラッパを吹くだけではない。
ドリル演舞の様に複雑に動きながら編成を変え、
歌を歌い、時には体の仕草も交えて、
ストーリーを語らずとも起承転結を感じさせる素晴らしい構成であった。
練馬駐屯地 創立65周年記念行事 第1師団創立54周年
平成28年4月10日(日) 9:00~14:30
記念式典 訓練展示 音楽演奏 10:30~12:15