今年の画像に絵画館は無い。
毎年恒例となっている警視庁年頭部隊出動訓練は、
「絵」としては殺風景になってしまったが、
その代わり今までにないタイプの画像がある事に気づくだろう。
広い訓練場を活用し、展示訓練が行われたのだ。
例の如く式典開催の発表がある訳でもなく、
何の確証も無いまま年頭部隊出動訓練に出向くことになるのだが、
今回ばかりは場所といい時間といい一般客の受け入れ等、
不確定要素が多過ぎる。
もし駄目なら他県の視閲へ行くことも想定しながらの現地入りとなった。
現地に到着すると入場待ちの列が出来ていた。
会場は開始時刻まで入場不可で、予行を見る事は出来ない。
入場の時間になると、手荷物検査と招待状の有無の確認がある。
この招待状が誰に配られたのかは分からないが、
招待状を持っている人は特別席へと案内される。
ただ、一般客にも席が用意されていて、
その場所から式典が見辛いということも無かった。
さて、夢の島の式典会場は少し面白いレイアウトで、
観客席を取り囲むように警官が配置されている。
正確には違うのだが、
観客席という島の周りを警官や車がぐるりと回るイメージだ。
なので、前を向いても後ろを向いても警官という
かなり特殊な景観になっている。
今年の年頭部隊出動訓練は例年よりも人が多いような気がした。
しかし今までは神宮外苑の至る所に撮影ポイントがあった訳で、
そこに散らばっていた人々が一箇所に集められたと考えると、
実はそんなに人の数は変化していないのかもしれない。
分列行進
展示訓練 1 白バイドリル走行展示
ここで1つ見苦しい言い訳を、、、
最前列の方が持っていた妙に長い棒にAFが反応してしまい、
会場一杯を使って行われた白バイ走行が撮れませんでした、、、
来年は撮影場所を考えないといけないですね。
展示訓練 2 要人警護展示
Sクラスに乗っている要人を暴徒化した市民から守る。
SPの素早い動きが見所。
展示訓練 3 テロリスト対策展示
急に出てきた警察犬が大活躍。
警察犬は指示があるまで、犯人を噛んで放さないという。
式典の終了が近づくと、「警視庁の歌」の斉唱がある。
例年と別段変わってはいないのだが、
歌が始まると恐ろしい程のサラウンド斉唱(笑)
前も後も横も、警官という警官は皆歌いだすので、
思わず自分も歌いたくなってしまった。